前回の記事では、不用品処分に役立つアプリについてご紹介しました。
今回は、前回に引き続き断捨離シリーズ第2弾として、不用品処分に潜む危険性についてご紹介します。
不用品を処分するときは個人情報に気を付けて!
断捨離や身の回りの不用品を整理する時、個人情報に気に留めないで処分をしていませんか?特に個人情報が含まれた文書類について処分するときには、特に注意が必要です。
処分されたはずの文書が第三者の手に渡り、名前や住所、電話番号やメールアドレスなど個人情報がネット上に晒されたり、ストーカーや特殊詐欺などに利用されたりして、思わぬ犯罪を引き起こす可能性があります。最近、社会問題になっている強盗犯罪において、個人情報を集めて名簿を作り、それを販売するいわゆる『闇名簿業者』の存在が明らかになりました。
実際、卒業アルバムや各種名簿を買い取る名簿業者は、ネットですぐに見つけることができます。あなたがごみとして処分したアルバムや名簿が処分されず誰かの手に渡り、知らないうちに売買されて犯罪に利用されていると思うとゾッとしますね。
情報流出のリスクは、アルバムや名簿に限らず、銀行や保険会社、証券会社など金融機関からの手紙、年賀状などの郵便物、携帯電話など契約時の書類、各種申込書の控え、日記や手帳、宅配便に貼られている届け先ラベル、また在宅ワークによる会社の書類や仕事関係の資料など身近なところに多く潜んでいます。今では手書きの文字もOCRアプリで簡単にデジタル変換できてしまうので、個人情報のデータベースも簡単に構築できてしまいます。
断捨離や引っ越しで大量の不用品を流れ作業のように分別しているとつい忘れがちですが、文書はもちろんのこと、昔のフロッピーディスクやCD、DVD、USBメモリ等のメディア類、パソコンやHDDなどの情報機器類なども他の物と区別し、特に注意を払いまとめて、安全確実に処分することが大切です。
情報書類を安全に処分する方法
①黒く塗りつぶす
メリット :情報を目で確認して消すことができる。
デメリット:手間がかかり、量が多いと困難。
②シュレッダーで裁断する
メリット :目の前で情報を抹消することができる。
デメリット:
・一度に処理できる枚数は2~5枚程度の処理能力なので、大量の場合は処理に手間と時間が掛かる。
・厚手の紙の場合は裁断が困難。
・チキスやクリップなど紙以外の付属物をすべて外さなければならない。
・シュレッダー購入コストがかかる。
③処分業者に溶解処理やシュレッダー処理を依頼する
メリット :
・一度に大量の文書を処分できる。
・ホチキスやクリップが多少ついていてもOK。
・リサイクルされ環境に優しい。
デメリット:
・処理する過程が確認できない。
・処分コストがかかる。
・セキュリティリテラシーの低い業者がある。
セキュリティリテラシーの低い業者に処理を委託すると、情報が外部に流出してしまう恐れがあります。外部委託する際は、プライバシーマークやISO27001といった認証を受け、個人情報を適切に管理している信頼できる業者に委託するのが望ましいでしょう。
ワラケンは、創業から半世紀以上書類の処分に携わり、今まで情報流出事故はゼロ。業界の中でいち早く2009年にプライバシーマーク認定を取得。官公庁から金融機関、一般企業、個人に至るまで幅広くご利用頂いております。
またワラケンでは、バインダーやとじ具などを除去することなく溶解処理が可能です。ダンボール箱に詰めた書類を未開封のまま箱ごと溶解処理致しますので分別の手間がかからないだけでなく、情報が第三者の目に触れることなく処分することができます。
溶解処理がいつどこで行われたかを証明する『溶解証明書』の発行も致しております。
弊社の『セキュリティーパック21』サービスは、個人法人問わず日本全国1箱から簡単にご利用頂ける、書類を安全確実に処分するサービスです。集荷運送は日本郵便のセキュリティ便を利用、お送り頂いた書類は、未開封のまま箱ごと溶解処理致します。もちろんバインダーやとじ具を除去することなく溶解処理致します。
ネットから簡単にお申込みができて、費用のお支払いもクレジットカード、アマゾン・ペイ、代金引換、ネットバンク決済と多彩な決済方法で決済が可能です。
また書類以外の情報メディアや情報機器の安全な処分も承っております。情報の処分でお困りの方は、ぜひワラケンにご相談下さい。